REPORT

2026年 行政書士 集客・発信レポート

行政書士制度広報月間を手がかりに、継続的な発信と相談導線のつくり方を整理。検索・地域・AI検索と、事務所の専門性を伝える情報発信を考えます。

更新日:2026-09-25

行政書士制度広報月間から読み解く、継続的な発信と相談導線のつくり方

LawPro Studio Report / 2026年9月版
対象:行政書士事務所、行政書士法人、複数名で運営する事務所、新規開業者を含む行政書士の事業運営者
基準日:2026年9月20日

本レポートは、2026年度の行政書士制度広報月間に関する公開資料、日本行政書士会連合会の公開情報、2026年時点の検索環境等をもとに、行政書士事務所・法人の集客と情報発信を考えるためにLawPro Studioが独自に整理したものです。

イベント等は予定変更の可能性があります。参加・利用時は必ず主催者の最新の公式情報をご確認ください。


レポートの要点

士業の広報・集客 実態アンケートを実施中 →

2026年10月、全国で「行政書士制度広報月間」が実施されます。

全国の実施予定を見ると、広報の中心は引き続き無料相談です。ただし、その届け方は大きく広がっています。市役所・公民館だけでなく、商業施設、駅前、地域イベントへ相談窓口を持ち出す地域があり、ラジオ、テレビ、新聞、交通広告、デジタルサイネージ、YouTube広告まで複数のチャネルが使われています。

また、相談テーマも「行政書士なら何でも」ではなく、相続・遺言、外国人、農業、企業設立、終活、SNS上の著作権・肖像権など、具体的な課題へ細分化されています。

ここから読み取れるのは、単に「広告を増やせばよい」ということではありません。

重要なのは、

見つけてもらう → 専門性を理解してもらう → 信頼してもらう → 相談してもらう

という一連の導線です。

発信から相談までの導線行政書士事務所の情報発信を設計するための整理。実測の人数・転換率ではありません。
  1. 01見つけてもらう検索・地域・SNSなどで、具体的な困りごとから出会う
  2. 02専門性を伝える対応分野と解決の進め方を記事で示す
  3. 03信頼を得る出典・更新日・事務所情報を明確にする
  4. 04相談につなぐ相談先と次の行動を分かりやすく示す

LawPro Studioによる概念整理、2026年9月20日。本文「レポートの要点」を図解。

そして、この導線は一度作って終わるものではありません。

制度は変わり、補助金は更新され、地域の相談ニーズは変化し、検索環境も変わります。2026年の行政書士法改正では、行政書士の職責として「デジタル社会への対応」の努力義務も明文化されました。

したがって、これからの行政書士事務所・法人に必要なのは、単発のホームページ制作や一時的な広告キャンペーンよりも、

専門性のある情報を継続的に発信し、それを検索・SNS・AI検索・相談導線へ接続し、反応を見ながら改善し続ける仕組み

です。

LawPro Studioが支援すべき中心課題も、ここにあります。


1. 2026年秋、行政書士を取り巻く環境

1-1. 10月は「行政書士制度広報月間」

日本行政書士会連合会は、毎年10月1日から31日までを「行政書士制度広報月間」と位置づけています。

目的は、行政書士制度の普及・認知向上と、市民の相談機会の拡大です。

2026年度も全国各地で、

など、多様な施策が予定されています。

行政書士という職種そのものへの露出が全国的に増える1か月です。

これは各事務所・法人にとっても、「行政書士を知ってもらう」という最上流の認知形成を、業界全体が行ってくれる期間と考えることができます。

重要なのは、その関心を自らの専門領域と相談導線で受け止められる状態にしておくことです。


2. 全国の広報施策から見える5つの傾向

2-1. 無料相談が広報の中心にある

全国の予定で最も目立つのは、対面・電話による無料相談です。

行政書士の業務は幅が広いため、一般の相談者から見ると、

がわかりにくい場合があります。

無料相談は、この「相談してよいかわからない」という最初の心理的障壁を下げます。

マーケティングの観点では、

認知 → 理解 → 初回接点

を短い距離でつなぐ仕組みです。

個々の事務所でも、単に情報を公開するだけではなく、その先に「相談できる」という明確な出口を用意する必要があります。


2-2. 専門家の側から「人がいる場所」へ出ていく

相談会の場所は行政書士会館だけではありません。

全国では、

などが利用されています。

これはデジタル集客にもそのまま置き換えられます。

「事務所サイトを作って待つ」のではなく、

など、相談者が情報を探している場所に複数の接点を持つ必要があります。


2-3. 広報チャネルが多様化している

2026年度の実施イベント一覧(日本行政書士会連合会 公開資料)を見ると、地域によって幅広い施策が並んでいます。

神奈川県では、FMラジオ(FMヨコハマ番組での告知や中継)、新聞折込・チラシ、駅前のサイネージ(海老名市駅自由通路など)、相鉄線・横浜市営地下鉄・京急線の車内ポスターなどが予定されています。

静岡県では、静岡第一テレビ・SBSテレビでのスポットCM、SBSラジオの生出演や番組内CM、静岡新聞の題字下広告などが予定されています。

新潟県では、FMラジオCMに加えてYouTube広告の配信が予定されています。

ここで重要なのは、「YouTube広告をやるべき」ということではありません。

示唆は、

一つの媒体に依存せず、複数の接点から相談へつなぐ

という点にあります。

行政書士事務所・法人でも、Webサイトだけ、Xだけ、広告だけ、と単独チャネルに依存しない設計が重要です。


2-4. 「行政書士」ではなく「具体的な相談テーマ」が前面に出る

全国では、

など、具体的なテーマを前面に出した相談会・講座も実施されます。

相談者が検索しているのは、「行政書士」という資格名だけではありません。

実際には、

建設業許可を取りたい

相続の手続きを相談したい

外国人を雇用したい

法人を設立したい

農地の手続きを知りたい

という具体的な課題から情報探索が始まります。

したがって発信も、

資格名中心 → 顧客の課題中心

へ変える必要があります。


2-5. 広報と相談を分離しない

有力な広報施策では、露出だけで終わらず、その先に相談窓口があります。

広告、イベント、記事、動画、SNSは、それ自体が最終成果ではありません。

最終的には、

知る → 理解する → 比較する → 信頼する → 相談する

までをつなぐ必要があります。

PV、表示回数、フォロワー数だけでは、相談獲得の全体像はわかりません。


3. 2026年は「デジタル対応」がさらに重要になる年

2026年1月1日に、改正行政書士法が施行されました。

改正では、行政書士の使命・職責が明確化され、その中で「デジタル社会への対応」に関する努力義務も規定されています。

これは単にデジタル申請へ対応するという技術論だけではありません。

行政サービス、顧客との接点、情報探索、事業運営そのものがデジタル化している中で、

といった事務所運営も、デジタル環境への対応が必要になります。

また、日本行政書士会連合会の2026年9月号「月刊 日本行政」では、「地域を支える『かかりつけ行政書士』の定着」や「専門性の可視化」がテーマとして掲げられています。

「必要なときに思い出される存在になること」と「何を専門としているのか伝わること」は、継続的な情報発信と非常に近い課題です。


4. これからの集客は「単発施策」より「継続発信」が重要

4-1. 継続発信は「情報更新」ではなく「発見され続けるための基盤」

継続発信の重要性は、単にWebサイトの情報が古くなるからではありません。

行政書士事務所・法人が新しい相談者から見つけてもらう主要な経路には、

があります。

これらはいずれも、公開したページを一度作れば永久に同じ評価が維持される仕組みではありません。

ただし、「更新しないと自動的にペナルティを受けて順位が下がる」という意味でもありません。検索評価は、検索意図、情報の有用性・関連性・信頼性、競合する情報、地域性、リンクや評価、情報の鮮度などを含む複数の要素によって相対的に変化します。

そのため、何もしない状態が長く続くと、

といった理由から、相対的な発見可能性が低下しやすくなります。

継続発信とは、検索エンジンのために頻繁に記事を量産することではありません。

現在の相談者が求める情報を継続的に追加・更新し、自分たちの専門性・地域性・実務知識を検索可能な形で蓄積し続けることです。

これにより、検索・ローカル検索・AI検索のすべてに対して「何を扱う事務所なのか」「どの質問に答えられるのか」を理解してもらいやすい情報基盤を作ります。


4-2. SEO・MEO・AI検索を別々に考えすぎない

2026年時点では、検索とAI回答の境界は以前より曖昧になっています。

Google自身も、AIによる概要やAIモードなどの生成AI検索について、従来のSEOの基本原則が引き続き重要であり、特別な「AEO対策」だけを別に行う必要はないと案内しています。

行政書士事務所・法人にとって実務上重要なのは、名称よりも次の状態を作ることです。

SEO

専門業務・顧客の具体的な疑問・地域に対応した、有用で信頼できるページが検索可能な状態になっている。

MEO

Google Business Profileの基本情報が正確・完全・最新で、Webサイトや外部情報とも整合している。

AI検索 / AEO

AIが回答を組み立てる際に参照可能な、具体的で独自性のある専門情報がWeb上に存在し、検索インデックスから発見できる。

つまり、3つに共通する土台は、

専門性のある情報を、正確に、継続的に、検索可能な形で蓄積すること

です。

LawPro Studioでは、SEO・MEO・AEOを別々の小手先の施策として扱うのではなく、「発見され続けるための情報基盤」として統合的に扱います。

4-3. 継続発信は「毎日SNS投稿すること」ではない

継続発信とは、投稿回数を増やすことではありません。

LawPro Studioでは、次の循環として考えます。

1. 情報を知る

制度、法改正、補助金、業界動向、地域情報、顧客ニーズを把握する。

2. 自分たちに関係するテーマを選ぶ

すべてを発信せず、自らの専門領域と顧客に必要な情報を選ぶ。

3. わかりやすく説明する

専門用語を並べるのではなく、相談者の疑問を起点に説明する。

4. 複数の媒体へ展開する

一つの内容を、まず自社で蓄積できる情報資産へ展開します。

XなどのSNSは、事務所の顧客層や運用方針に合う場合のみ利用するオプションとします。

重要なのは媒体数ではなく、同じ知見を複数の接点で再利用できる状態をつくることです。

5. 相談につなげる

関連サービス、無料相談、問い合わせなど次の行動を明確にする。

6. 反応を見る

検索、閲覧、クリック、相談内容などから次の発信へ改善する。

つまり、

知る → 選ぶ → 作る → 発信する → 相談につなぐ → 計測する → 改善する

という継続的な循環です。


5. なぜ「継続」が効くのか

5-1. 専門性は一度の自己紹介では伝わらない

「建設業に強い」「外国人業務に詳しい」とプロフィールに書くだけでは、専門性の根拠は伝わりにくいものです。

しかし、

状態が積み重なると、専門性そのものが可視化されます。

継続発信は「宣伝を繰り返すこと」ではなく、

専門知識を外部から確認できる状態を積み上げること

です。


5-2. 相談のタイミングと発信のタイミングは一致しない

行政書士への相談は、毎日必要になるサービスではありません。

情報を見た人が、その日に依頼するとは限りません。

数週間後、数か月後に必要になったとき、

そういえば、あの事務所が詳しく説明していた

と思い出してもらうことが重要です。

このため、単発キャンペーンよりも継続的な接触が意味を持ちます。


5-3. 検索環境そのものが変化している

Googleは日本でAIによる概要を提供し、2026年にはAIモードを含む検索体験をさらに拡張しています。

検索は従来の「キーワード → 10本のリンク」だけではなく、質問形式・会話形式でも行われるようになっています。

この環境では、Webサイトに、

などが明確に存在することの重要性が高まります。

LawPro Studioでは、SEOだけではなく、

人にも検索エンジンにもAIにも理解しやすい専門情報を継続的に蓄積する

ことを基本方針とします。


5-4. 検索順位が同じでも、アクセス数が同じとは限らない

2026年夏以降、Google検索ではAI OverviewとAIモードの境界がさらに近づいています。

2026年8月末には、一部の検索でAI Overviewが自動的に大きく展開され、 従来は「Show more」を押して確認していた詳しい回答や、 続けて質問できる「Ask anything」の入力欄まで最初から表示される挙動が確認されました。

Googleは、すべての検索がAIモードへ切り替わったと発表しているわけではありません。 Googleの説明では、システムが有用と判断した一部のトピックでAI Overviewが動的に拡張されるものです。

ただし、こうした検索画面では、従来のWebページへのリンクが画面のさらに下へ移動する場合があります。

そのため今後は、

検索順位が維持されている = Webサイトへのアクセスも維持される

とは限りません。

検索結果の中で質問への概要回答が完結すれば、 相談者がWebサイトを訪れる前に必要な情報の一部を理解することも増えるためです。

2026年に公表された米国デスクトップ利用者を対象とする実験研究では、 AI Overviewが表示された検索では、表示されなかった場合と比べて 外部サイトへのオーガニッククリックが39.8%少なかったと報告されています。

ただし、これは米国の実験参加者を対象とした研究であり、 日本の行政書士検索へそのまま同じ割合を当てはめることはできません。

重要なのは、特定の減少率ではなく、

「検索で見つかること」と「Webサイトへクリックされること」が、以前ほど同じ意味ではなくなっている

という点です。


アクセス数だけで広報の成果を判断しない

Webサイトへのアクセス数が減った場合でも、 それだけで「検索評価が落ちた」「SEOに失敗した」と判断することはできません。

例えば、

など、複数の原因が考えられます。

確認する順番としては、

  1. 表示回数は減っているか
  2. 検索順位に大きな変化があるか
  3. 表示回数が同程度でもクリック率が下がっているか
  4. Googleの生成AI機能内で自社ページが表示されているか
  5. 最終的な問い合わせ・相談件数はどう変化しているか

を分けて見る必要があります。


AI検索での「表示」も確認できるようになった

Googleサーチコンソール(Google検索でのサイトの表示回数やクリック数などを確認できる無料ツール)では2026年8月31日から、 検索の生成AI機能に関する専用のパフォーマンスレポートが世界中のサイト向けに展開されています。

このレポートでは、

などGoogle検索の生成AI機能内で、 自社サイトがどの程度表示されたかを確認できます。

通常検索だけでなく、 AIによる回答の中で自社の情報が使われているかを確認できるようになったことで、 「AI検索対応」を抽象的な概念だけでなく、実際の表示データとして見られる段階に入りました。

ただし、AI機能で表示されたことと、 問い合わせにつながったことは同じではありません。

今後重要になるのは、

**検索やAI回答の中で見つけられる
→ 専門性を理解してもらう
→ 必要なときに事務所を確認してもらう
→ 相談につながる**

という一連の流れを見ることです。

LawPro Studioでは、検索順位やアクセス数だけではなく、 こうした広報から相談までの流れ全体を確認する考え方を重視します。


6. 2026年版「相談者が事務所を見つける経路」

相談者の経路は一つではありません。

検索
 ├─ Google検索
 ├─ Google Maps / Business Profile
 ├─ AI検索 / AI回答
 └─ 記事・比較情報

SNS / 動画
 ├─ X
 ├─ YouTube
 └─ その他の発信

地域接点
 ├─ 相談会
 ├─ セミナー
 ├─ 自治体・団体
 └─ 紹介

        ↓

事務所・法人を知る

        ↓

専門性・信頼性を確認

        ↓

Webサイト / プロフィール / 記事

        ↓

相談・問い合わせ

すべての経路を自社で持つ必要はありません。

重要なのは、どこから来ても最終的に、

「何を相談できるか」「なぜここに相談するか」「どう連絡するか」

が明確であることです。

チャネルの優先順位

LawPro Studioでは、すべての事務所にSNS運用を推奨する前提を置きません。

まず優先するのは、自社に蓄積され、検索・紹介・AI経由でも参照され続ける情報です。

基本チャネル

条件付きチャネル

Xは、同業者交流や認知形成には使えても、すべての行政書士事務所にとって相談獲得の主要経路とは限りません。顧客層・専門分野・既存の反応を見て採用します。

また、動画制作は制作負荷が高く、LawPro Studio v0の標準支援範囲にも含めません。将来、制作負荷を十分に下げられる段階で追加チャネルとして検討します。


7. まず確認したい7つの集客・発信基盤

1. 検索結果

事務所名だけではなく、

で検索したとき、どのように見えるかを確認します。


2. Google Business Profile

住所・営業時間・電話番号・Webサイト・写真・説明など、基本情報の整合性を確認します。


3. トップページ

初めて訪れた人が短時間で、

を理解できる状態にします。


4. 専門業務ページ

重点業務は一つの「業務一覧」にまとめず、相談者の課題単位で情報を用意します。


5. 継続コンテンツ

記事、ニュース、FAQ、解説、動画などが定期的に追加されているか確認します。

ここは2026年以降、特に重視すべき領域です。


6. SNS・外部発信

SNSを運用すること自体ではなく、専門性が伝わり、Webサイトや相談先へつながっているかを確認します。


7. 問い合わせ導線

最後に、

へ迷わず進めることが重要です。


8. 発信テーマは「自分たちが言いたいこと」だけで決めない

継続発信が止まる理由の一つは、「毎回何を書くか考える」ことです。

テーマは次の情報源から継続的に作れます。

制度・法改正

顧客へ影響する変更を説明する。

補助金・支援制度

対象顧客が活用できる制度を整理する。

行政・自治体情報

地域固有の手続きや支援情報を扱う。

よくある相談

実際に何度も聞かれる質問をFAQ化する。

季節・期限

更新、申請、公募、年度切替など時間軸で伝える。

業界動向

顧客の業界で起きている変化を行政手続きと結びつける。

事例・ケース

守秘義務・個人情報等に配慮しながら、典型的な課題と考え方を説明する。

これらを継続的に収集できれば、「ネタ切れ」は大幅に減らせます。


9. 制度・補助金・業界情報を「発信の原料」にする

LawPro Studioでは、制度・補助金・イベント等の情報を単なるニュースとして扱うだけではなく、

発信の原料

として活用する考え方が重要です。

例えば制度変更があった場合、

公式情報
↓
対象となる行政書士業務を判定
↓
顧客への影響を整理
↓
Web記事
↓
SNS用短文
↓
短尺動画の構成
↓
既存顧客への案内
↓
FAQ更新

と展開できます。

一つの情報源から複数の発信物を作ることで、継続発信に必要な負担を下げられます。


10. 10月に実行する4週間プラン

Week 1 — 受け皿を整える

まず、現在の情報発信と相談導線を確認するところから始めます。

確認するもの:

目標:

訪問者が「何を相談できるか」をすぐ理解できる状態にする。


Week 2 — 専門性を明確にする

重点業務を2〜3テーマ選びます。

各テーマについて、

を整理します。

目標:

「行政書士」だけではなく「何に詳しい事務所・法人か」が伝わる状態にする。


Week 3 — 継続発信を開始する

一つのテーマから複数媒体へ展開します。

例:

元テーマ 「建設業許可で事前に確認したい5項目」

↓

基本

必要な場合のみ

目標:

すべての媒体へ出すことではなく、一つの知見を自社の情報資産として蓄積し、必要な接点へ無理なく再利用する。


Week 4 — 計測して次の発信を決める

確認するもの:

目標:

アクセス数だけではなく、「どこで見つけられ、何を理解され、相談につながったか」から次の発信を決める。

まず自分の現在地を客観視したい場合は、発信済みの記事と相談導線を見直せます。


11. 継続発信の最小運用モデル

毎日投稿する必要はありません。

例えば、

週1テーマ

制度・相談・補助金などから1テーマ選択

週1回以上、自社情報を更新

Web記事、FAQ、専門業務ページ等のうち、最も適切な場所へ反映

必要に応じて外部へ展開

Google Business Profile、メール、X等は、顧客層と運用方針に応じて選択

月1回見直し

流入と相談内容を確認

この程度からでも開始できます。

大切なのは頻度の高さではなく、

止まらないこと

です。


12. LawPro Studioからみた行政書士の情報発信

LawPro Studioの役割は、記事を自動生成することだけではありません。

目指すのは、

継続的なマーケティング運用そのものを支えること

です。

情報収集
↓
重要情報の選別
↓
発信テーマ提案
↓
記事・SNS・動画等への展開
↓
公開・運用
↓
反応の計測
↓
改善
↓
次の発信

この循環を、事務所・法人ごとの専門分野、地域、顧客層に合わせて回します。


13. LawPro Studio Topics

LawPro Studioでは、行政書士に関係する情報を /topics/ で継続的に整理していくことを計画しています。

主な対象:

単なるニュース一覧ではなく、

何が起きたか ↓ 行政書士にどう関係するか ↓ 何を確認すべきか

まで整理する情報ハブを目指します。


14. 2026年秋に確認したいこと

以下のうち、いくつ対応できているでしょうか。

発見

専門性

継続発信

相談導線


15. 結論 — 「見つけてもらう」から「思い出してもらう」へ

2026年10月の行政書士制度広報月間では、全国の行政書士会がさまざまな方法で行政書士制度を伝えます。

これは大きな認知機会です。

しかし、各事務所・法人がその機会を成果につなげるには、

が必要です。

これからの情報発信では、一度だけ大きく露出すること以上に、

必要な人が必要なときに見つけられ、何度か接触する中で専門性と信頼を理解し、相談のタイミングで思い出してもらえる状態

を作ることが重要です。

そのための基盤が、継続的な発信です。

なお、本レポートは LawPro 事務局(Spluc合同会社内「超訳・行政書士」運営) が提供しています。行政書士の制度・手続を分かりやすくする活動の延長線上で、事務所・法人の集客と情報発信を考える資料としてご覧ください。

この循環を、行政書士事務所・法人が無理なく続けられる状態を目指します。


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AIが検索結果の中で情報を整理して提示する機会が増えるほど、Webサイトへの訪問数だけではなく、検索やAI回答の中で専門情報が発見・理解される状態をつくることも重要になります。

調査・参考情報

参照情報・出典

  1. 日本行政書士会連合会「広報活動」
  1. 日本行政書士会連合会「令和8年度行政書士制度広報月間 実施イベント予定」
  1. 日本行政書士会連合会「『行政書士法の一部を改正する法律』の施行について」
  1. 日本行政書士会連合会「月刊 日本行政 2026年9月号」
  1. Google Japan / Google Search 公式情報
  1. 日本行政書士会連合会「令和8年度広報月間実施イベント一覧(抜粋)」PDF

編集方針

本レポートでは、全国イベント予定を統計調査として集計したものではなく、公開された実施予定から見える代表的な傾向を整理しています。

「増えている」「多数派」といった数量的な断定は、集計データがない場合には行っていません。

イベントの開催日時・内容は変更される可能性があります。

LawPro Studio Topicsでは、可能な限り一次情報を参照し、情報源と最終確認日を明示する方針です。

2026年9月追記の参考情報

Google Search Central:生成AIパフォーマンスレポート

Agarwal・Sen:AI Overviewsの影響に関する実験研究(working paper)

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